公益財団法人 日本少年野球連盟 東日本ブロック

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2024.5.3

肘の検診結果(西武ドーム開会式イベント)303名受診! 定期健診のすすめ!

4月6日メニコン杯第27回関東ボーイズリーグ大会開会式後に行われたイベントに

肘の検診がありました。 慶友整形外科病院と群馬大学医学部より6名の医師が協力して

いただき、303名の選手が受診。結果は以下の通りです。

離断性骨軟骨炎(OCD)は成長期の肘におきる障害です。成長期の未熟な骨と軟骨が剥がれてしまう
障害で、少年野球選手では2-4%くらいとされています。肘の外側(上腕骨小頭)に多く、野球だけ
でなくラケットスポーツや器械体操など、肘に負担のかかる競技にも見られます。
「症状」
初期に痛みやなどの症状がでないことが問題です。症状を自覚した時には、骨と軟骨が剥がれ手術が
必要となることもあります。このような特徴から、沈黙の障害と呼ばれることもあります。
「診断」
早期発見が重要です。初期で発見できれば90%が保存療法で治癒します、進行すると手術が必要となります。

上腕骨内側上顆裂離骨折(肘が痛くて、投球できない!)
上肢の疾患, 肘関節 野球をしていて、肘の内側が痛くなる怪我に、「上腕骨内側上顆裂離骨折」
があります。
これは、小学生に多く見られ、成長期に過度な投球数や未熟な投球フォームでボールを投げていると
肘を痛めてしまうことがあります。