公益財団法人 日本少年野球連盟 東日本ブロック

News--------------茨城県支部

2024.6.16

第49回関東大会茨城県支部予選 2回戦Aブロック(NEC筑西田宮G)

幾度もドラマを演じてきたNEC筑西田宮グランドに今大会も魔物が現れるのか!

第一試合 筑波ボーイズvs日立ボーイズの試合は、1点を先制した筑波Bが3回にも4点を加え、序盤をリードした。先発した筑波Bのエース上野は、前日のジャイアンツカップ予選の連投にも関わらず、切れのある速球と変化球で日立Bを3回まで1点で抑える。4回からマウンドに上がった楢戸も連投疲れを見せず、巧みな変化球とコントロールで6回まで1点に抑えた。

一方の日立は、不調のエース菊池に代わり2番手の大森が、4回から1安打ピッチングで少しずつ流れを引き寄せ、3点差で最終回の攻撃に望みを託す。先頭の2年生橋本がセンター前で出塁すると、続く小田倉も3塁打で得点。ランナー二人を置いて前の打席に2塁打を放っている4番宮原の初球は、打った瞬間それと判る放物線を描き右中間の筑波山に吸い込まれていった。

第二試合 ひたちなかボーイズvs筑西田宮ボーイズは、初回筑西田宮B4番山田の右中間フェンスへ火の出るようなのタイムリーで先制すると、4回までに7得点を挙げ試合を掌握した。ひたちなかB先発エースの石井は球威コントロール共に安定していたが、筑西田宮Bの打線の好打に責め立てられ、味方のエラーも絡み自分のペースを掴むことが出来なかった。筑西田宮Bのエース松崎は、その球威で相手打線を1点に抑え完投した。この試合で印象に残ったのは、強打を放った筑西田宮Bの4番山田だ。その大きな体を生かしたバッティングには定評があったが、軽快な守備とその好走塁がチームに勝利をもたらした。

第一試合 筑波B 5vs6 日立B

第二試合 筑西田宮B 9vs1 ひたちなかB *6回コールドゲーム