2024.4.1

【３月３１日試合結果　スターゼンカップ春季全国大会】春日部ボーイズ（中学部）と東京世田谷ボーイズ（小学部）が優勝！！

【本文】
第54回日本少年野球春季全国大会「スターゼンカップ」は大会最終日の3月31日、大田スタジアムで中学生の部、小学生の部の決勝戦２試合が行われた。

この日の大田スタジアム、快晴ではあるが時おり吹く強風と風向きが変わる難しいコンディションのなか、序盤では選手たちがフライの処理に苦労する場面も見られた。

生駒ボーイズ（奈良県支部）と春日部ボーイズ（埼玉県東支部）が対戦した中学部の決勝戦は、序盤から得点を重ねた生駒ボーイズを春日部ボーイズが追う展開となった。

7-5で迎えた6回表、春日部ボーイズはエース湯本琢心をマウンドに送る、湯本は前日の準決勝で78球を投じ球数制限によりこの日投げられるのは僅か42球。

6回を3者凡退に打ち取ると、その裏、四球とエラーが絡んだ1、2塁のチャンス、3番冨田塁斗に2塁打が飛び出し同点となる。

試合は延長に突入するが、湯本は打者11人に対し奪三振6、一人の走者も許さず、この日投げることができる球数を使い切り9回二死でマウンドを降りた。

春日部ボーイズ9回裏の攻撃、湯本が四球で出塁すると、内田篤玖が送りバントを成功させ無死二塁、6番吉原朝陽が初球を力強く振り抜くと打球はレフト線へ。

湯本が一気に生還し、春日部ボーイズの劇的なサヨナラ勝ちとなった。

【中学部決勝戦　試合結果】
生駒ボーイズ　　2 3 1 0 1 0 0 0 0  7
春日部ボーイズ　1 1 0 3 0 2 0 0 1x 8

小学部は黄城ボーイズ（西九州支部）と東京世田谷ボーイズ（東京都西支部）が対戦。

試合は黄城ボーイズが初回に先制するも、東京世田谷ボーイズがその裏２点を取り逆転に成功。

2回にも2点を加え、1-3と東京世田谷ボーイズが２点をリードし、試合は終盤へ。

追いすがる黄城ボーイズは5回に1点を返し、試合は最終回へ。

粘る黄城ボーイズの攻撃をこの回から登板した東京世田谷ボーイズ・喜多頼士くんが三者凡退で退け試合終了。

東京世田谷ボーイズが2年ぶりの2度目の全国制覇を果たした。

【小学部決勝戦　試合結果】
黄城ボーイズ　　　　1 0 0 0 1 0　2
東京世田谷ボーイズ　2 1 0 0 0 x　3

閉会式では特別協賛のスターゼン株式会社様より、昨年に引き続き豪華な副賞が贈呈された。

昨年はパネルでの贈呈だったが、「選手たちに賞品のお肉を丸ごと１本で見せてあげたい」との

スターゼン株式会社様の想いとご厚意により、重さ約３０kgのロース丸ごと１本分の塊が掲げられ、

表彰される選手たちだけでなく観客席からも大きな歓声が上がった。

【スターゼンカップ副賞】
優勝　：黒毛和牛のさつまビーフロース丸ごと１本分
準優勝：豪州産長期穀物肥育牛の麦黒牛のサーロインを丸ごと１本
MVP ：黒毛和牛のさつまビーフのヒレを丸ごと一本
スターゼン社長賞：ハンバーグ山盛り１００個

 

スターゼンカップ第54回日本少年野球春季全国大会
【中学部】
優勝　：春日部ボーイズ（埼玉県東支部）
準優勝：生駒ボーイズ（奈良県支部）
MVP ：湯本琢心くん（春日部ボーイズ）
スターゼン社長賞：旭川大雪ボーイズ（北海道支部）

【小学部】
優勝　：東京世田谷ボーイズ（東京都西支部）
準優勝：黄城ボーイズ（西九州支部）
MVP ：喜多頼士くん（東京世田谷ボーイズ）
スターゼン社長賞：県央宇都宮ボーイズ（栃木県支部）