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2025.2.28
【広報委員会より】ボーイズリーグ東日本ブロックが「指導者・保護者講習会 presented by メニコン」を開催!
2025年2月22日に(公財)日本少年野球連盟・東日本ブロックの主催で、「指導者・保護者講習会 presented by メニコン」が
約5年ぶりに有観客で行われた。
会場は、『UNDER ARMOUR BRAND HOUSE 有明』(東京都江東区)で、当日は300名を超えるボーイズリーグの指導者や
保護者が集まった。
第1部:基調講演「『強い目をつくる』スポーツと視力」
講習会は1部と2部に分けて行われた。
第1部では、日本少年野球連盟・東日本ブロック長の飯田研二の開会の挨拶で始まり、続いて眼科医の松葉佳織先生により、
「『強い目をつくる』スポーツと視力」と題した基調講演が行われた。
講演では、視力の重要性だけでなくスポーツと視力の関係性や、子どもが視力低下の際に見せるサインなど、
近年社会問題となっている若年層の近視の増加や、近視の要因や進行の抑え方など、近視のお子さんを持つ保護者だけでなく、
「近視の子どもの兆候を知ることで、今後の指導に活かせる」と、指導者の立場からも有意義な時間になった。
また、医師の立場からのコンタクトレンズやメガネなど視力矯正のメリットやデメリット、
そして「オルソケラトロジー」という睡眠中にできる視力矯正治療は、普段なかなか聞くことのできない話で、
多くの指導者や保護者の高い関心を喚起した。
第2部:パネルディスカッション
「子どもたちの成長を見守る大人へ 勝ちより大切な『価値』の創造 野球が育む未来」
第2部では、パネルディスカッションが行われた。パネラーに早稲田大学スポーツ科学学術院教授の高橋義雄先生、
浦和学院・野球部監督の森大氏、野球専門メディア【Full-Count】の元編集長・楢崎豊氏を招き、
東日本ブロック長・飯田研二とともに、広報委員長・勝本俊朗のコーディネートにより進行した。
高橋義雄先生、森大氏、楢崎豊氏がそれぞれの知見や経験を生かしたテーマで野球界について話をしていただき、
その後テーマごとに登壇者の意見を聞きながら、ディスカッションをしていく形で進められた。
来場者の多くは、普段聞けない貴重な話や、登壇者による普段なかなか表には出てこない話を聞き逃すまいと、
真剣な面持ちで講演に耳を傾けた。
司会は、日本少年野球連盟・理事の宍戸鉄弥が慣れた口調で第1部・第2部を通じて、担当した。
コロナ禍以降オンラインでの開催が続いていたが、5年ぶりの有観客での講習会開催ということで、
講師の方への質疑応答や、パネルディスカッションにおける活発な議論など、ボーイズリーグ所属チームの環境整備や、
選手たちの取り巻く環境改善、野球界の底辺拡大に向けて、非常に意義のある講習会開催となった。
また、株式会社メニコン様より「アイケア発想のクレンジング『メトメ』」が、
赤穂化成株式会社様からは「天海のにがり」が来場者にプレゼントとして配布された。
講演会の詳しい内容は近日中に動画をアップする予定。
乞うご期待!